ハンバーグといえばあのジューシーな肉汁がポイント。
ハンバーグの作り方はシンプルなのですが、いざお家で作ってみると焼いている間に肉汁が外に出てしまったり、パン粉や小麦粉などのつなぎを使わないとふっくら感が出せなかったり。
表面が焦げっぽくなってしまったり、脂が出てボソボソした食感になってしまったなんて経験ありませんか?
そんなハンバーグをジューシー&ふっくらな焼き方のコツは「タネ作りの工夫」と「焼き時間」!
普段作っているハンバーグのタネ作りの順番を工夫したり、何もしなくてもお肉の旨味を抜けにくくできちゃうんです♪
また、焼き方は「焼く」「蒸す」を上手に行うことで、絶対に失敗しない美味しいハンバーグに仕上がります。
このタネ作りの工夫と焼き方のコツを知っていれば、生焼けや形崩れ、ふっくら仕上がらない…なんて悩みから解放され、絶対に失敗しないのでぜひ参考にしてみてくださいね♪
ハンバーグのジューシーな焼き方のコツはタネ作りから!

美味しいハンバーグのジューシーな焼き方は、オーブンやグリルを使った方法など色々ありますが、そんなに難しいことなんてしなくても失敗しない焼き方があります。
ハンバーグを簡単に美味しくジューシーに焼くためには「タネ作り」が最も重要です!
一般的なハンバーグと美味しさの差をつけるためにタネ作りで気をつけたいポイントは、
- 玉ねぎはキツネ色になるまで炒める。
- パン粉の代わりにお麩を使う。
- 合挽きの黄金比率は7:3!
- お肉は粘り気がでるまでしっかり練る。
- 空気をしっかり抜く。
の5つです!
これをやるだけで普段のハンバーグが格段に美味しくなりますよ♪
玉ねぎはキツネ色になるまで炒める!
ハンバーグに欠かせないのが玉ねぎ。
みじん切りにしてそのままお肉と混ぜ合わせる人も多いと思いますが、お肉と混ぜ合わせる前にキツネ色になるまで炒めると玉ねぎの自然な甘さがでます!
炒め方は、熱したフライパンにバターを広げ、だいたい中火で1分程度炒めるとキツネ色に色づいてくるので、焦げないように注意しながら炒めるだけ!(電子レンジでもOK!)
炒め終わったら粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしておくのもポイント!
熱いままお肉と混ぜ合わせると、お肉の脂が溶けてしまいやすくなるので、焼く前に肉汁が流れ出してしまうのを防ぐためにも必ず冷やしてから混ぜましょう!
パン粉の代わりにお麩を使う!
ハンバーグのつなぎといったらパン粉ですが、よりジューシーにするためにはパン粉よりも「お麩(焼き麩)」がおすすめ!
パン粉よりも吸水性が高いので、ジューシーなハンバーグに仕上げるためには欠かせません。
脂質がごくわずかしか含まれてないので、カロリーダウンにもなりますよ!
合挽き一人前に対して、焼き麩3個を目安に細かく砕いたら、少量の牛乳に浸けて、使用する際は水気を絞って使うと◎。
〈関連記事〉
ハンバーグはパン粉なしでもOK?代用できるおすすめつなぎ食材5選!
合挽きの黄金比率は7:3!
ハンバーグに欠かせない合挽き肉ですが、もちろん高級なお肉を使えば美味しいでしょう。でも安いお肉でも美味しいハンバーグは作れます!
ハンバーグに使うお肉は牛肉と豚肉を半々に混ぜ合わせた「合挽き肉」。
ですが、ジューシーなハンバーグに仕上げるためには牛肉と豚肉の割合を少しアレンジすると、より美味しいハンバーグに近づきます。
その合挽きの黄金比が、牛肉7:豚肉3です!
スーパーなどで売られている合挽き肉も、だいたい7:3〜6:4くらいの割合で売られています。
牛肉のべたっとした脂だけだと重い食感になりがちですが、豚肉のさらっとした脂が加わることで、ジュワッとふっくらした口どけになります。
お肉は粘り気がでるまでしっかり練る!
美味しいハンバーグを作る上で、お肉の混ぜ方は非常に重要な工程です!
お肉に含まれる脂は手の熱が伝わるだけでも溶けてしまう原因となってしまうので、まずは「お肉を冷やしておくこと」と「塩を混ぜる」のがポイント。
塩はお肉とよく練り合わせることで粘り気が出てきてまとまりやすくなり、保水性もあります。熱を加えれば、お肉に含まれるたんぱく質を固めてくれるので、焼き上がりもボロボロせず、つなぎの役割も果たしてくれるのです!
お肉に塩を加えよく練ったら玉ねぎやつなぎの材料を加え、手早く、そして焼き上がりのヒビ防止のために、お肉同士が密着するように粘り気がでるまでしっかりと捏ねましょう!
〈関連記事〉
ハンバーグはパン粉なしでもOK?代用できるおすすめつなぎ食材5選!
空気をしっかり抜く!
ハンバーグをジューシーに焼くためには「形作り」の段階で空気をしっかり抜くのがポイント。
片手から片手へパンパンと軽く投げるようにして空気を抜いていきます。
だいたい20〜30回程度が目安です。
この時、手にくっつくとせっかく形成したハンバーグが台無しになってしまいますので、あらかじめ手にサラダ油またはオリーブオイル等を塗ってから行うと崩れ防止になりますよ!
この時も手の温度で脂が溶けやすくなってしまいますので、なるべく素早く行いましょう。
ハンバーグのジューシーな焼き方は「焼き時間」が決め手!

ハンバーグを作る上で一番難しいのが「焼き方」ですよね。
外側だけ焦げてしまったり、中が赤く半生状態だったり、ボロボロになってしまったり…。
そんな失敗しがちなハンバーグですが、やはり決め手は「焼き時間」!
肉汁を逃さずにジューシーに焼くコツは、
- フライパンがちゃんと熱したら中火で片面を焼く。(2〜3分)
- 裏返したらもう片面を中火で1分半〜2分焼く。
- 両面に焼き色がついたら、水を大さじ2〜3加えて弱火で蓋をして7〜9分蒸し焼きに。
の3つです!
ポイントは、外側は中火でカリッと焼き目をつけて、中は弱火でじっくり蒸し焼きにすること。
生焼けしていないかを確かめるポイントは、楊枝でハンバーグの中央部分を刺して「肉汁が透明になっているか」で見極めます!
ハンバーグをジューシーに焼くコツとして、「表面の形を綺麗に整える」のもポイント!表面に凹凸があると焼きムラができてしまう原因になるので、表面はなるべくつるっと形を整えておきましょう。
まとめ
ハンバーグのジューシーな焼き方と焼き時間についてご紹介しましたが、普段のハンバーグ作りとなんら変わりはなく、ちょっとした工夫をするだけで美味しくなるので本当におすすめです!
お肉は意外と手の体温でも溶けやすいということを知っていると、他の料理でも役にたちますよね♪
このハンバーグの焼き方をマスターすれば、ふっくらでジューシーなプロの味にグッと近づきますので、ぜひお家で試してみてはいかがでしょうか?
コメント