マーラーカオ(馬拉糕)って聞いたことありますか?
中国の伝統的な蒸しパンなんですが、日本でいうとカステラ?をもっと和風にし多様な感じなのですが、中国では昔から広く親しまれている菓子パンなんです。
現在では主に中国の南部や香港などで食べられています。
実は、2年ほど前まで大好きでよく通っていたアジア料理のお店で、このマーラーカオ(馬拉糕)が提供されていたのですが、お店をリニューアルしたことによって、そのメニューも残念ながらお蔵入りとなってしまって・・・(T ^ T)
是非、あの味にもう一度会いたいと思い、自分で作ってみることにしました!
で、作ってみたら本当に簡単で美味しく出来上がったので、子育てママさんやおじぃちゃん、おばぁちゃんがいるご家庭で是非作ってみていただきたいなぁと思い、今回はマーラーカオの由来や作り方までまとめてみました♪
マーラーカオ(馬拉糕)の香港風のレシピとは?

マーラーカオ(馬拉糕)って、ふわふわとしたあの食感と程よい甘さが後を引きますよね!
作り方も特別な材料を使ったり、香港特有の手法で作られているのかな〜?と思われがちですが、材料も作り方も本当にシンプルなのが馬拉糕(マーラーカオ)の特徴。
一度作れば、要領も掴めると思いますので、是非一度トライしてみてくださいね!
- ★薄力粉・・・200g
- ★ベーキングパウダー・・・10g
- ★重曹・・・3.5g
- 卵・・・3個
- 三温糖・・・120g
- 牛乳・・・100ml
- はちみつ・・・大さじ4
- 油(サラダ油)・・・大さじ4
- ★の粉をボウルにふるっておきます。
- 鍋にたっぷりの水を入れ、火にかけ蒸し器を用意します。
- 水を火にかけている間に、別のボウルで卵を溶きほぐし、三温糖を加え泡立て器でよく混ぜます。
- ③にハチミツ、牛乳、油を加えて再びよく混ぜます。
- ①のボウルに④を入れ、軽く混ぜていきます。
- ⑤をクッキングペーパーを敷いた少し大きめの型に流し入れます。
- ②が沸騰したことを確認したら、⑥を蒸し器に入れ、蓋をしっかり閉めたら強火で30分ほど蒸します。
- 蒸しあがったら完成です♪
砂糖ではなく、三温糖をおすすめする理由は、「砂糖よりも三温糖の方がほのかな色味と甘みが残るから」です。この色味があることで美味しさもアップしますよ♪
この時、濡らした布巾を蒸し器と蓋の間にかけるのを忘れずに!
この布巾がないと、水滴が生地についてしまうことがあります。
せっかく上手に蒸せても、この水気が台無しになってしまいますので、十分注意してくださいね!
マーラーカオ(馬拉糕)の意味は中国語ではない!?

馬拉糕(マーラーカオ)は中国語で表記すると、
“馬拉(マーラー)”=「マレーシア」
“糕(カオ)”=「ケーキ」
という意味があります。
ですが、中国発祥のお菓子なのに、どうしてマレーシアなのでしょうか?
その理由は諸説あるそうなんですが、
“この美味しいそうな琥珀色の蒸しパンがマレーシア人の肌の色に似ている”
という理由から、その名が名付けられたんだそうなんです。
名前の付け方も外国らしいユーモアがありますよね!
まとめ
今回私は、型には入れず、鍋いっぱに作ってみました!
型に流して一個ずつ分けるのも食べやすくて良いですし、私のように大きく作って後ほどカットして食べるというのもふっくらとしていて美味しく食べられるのでおすすめです。
ケーキとか洋菓子を食べるよりもヘルシーですし、小腹が空いた時のおやつとしてもピッタリの一品です!
子育てママもお子さんと一緒に楽しみながら作れると思いますので、是非トライしてみてはいかがでしょうか?