子供も大人も大好きな唐揚げ。
サクサクとした食感とジューシーな味わいがとっても人気なことから、最近では唐揚げ専門店ができるなど、空前の唐揚げブームなのはご存知でしょうか?
唐揚げって、作り方やレシピはシンプルかもしれませんが、なかなかお店のようにサクサクとした食感やカリッとした香ばしさ、ジューシーさを出すのが難しいんですよね。
その日の気温によっては上手に揚げることができなかったり、急いでで下味の漬け込み時間が短くなってしまったりなどすることも。
できれば、唐揚げ専門店のような食感と味をお家でも美味しく再現したいですよね!
ということで、今回はそんな美味しい唐揚げを作るべく、有名唐揚げ専門店が公開してくださったレシピをもとに、味付けや下味の漬け込み時間、サクッと揚げる方法までをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
唐揚げ専門店が教える唐揚げ美味しい味付けとは?

唐揚げ専門店のような味は、お家で作る唐揚げでは無理だろうと思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
実は専門店いわく、お家で作る唐揚げもたったひと手間でサクサクでジューシーな味に変わるそうです!
そんな唐揚げ専門店がおすすめする、唐揚げを美味しい味付けにするための材料は、
- 醤油
- ニンニク
- 生姜
- みりん
- ごま油
の5つです。
この材料を見て、「別にいつもの我が家の唐揚げと味付け方法は変わらなそうだけど?」と思った方も多いはず。
それもそのはずで、この味付けに加え、重要なのは「ひと手間を加える」といいうこと!
それは、唐揚げの下味の漬け込み方法と時間。
これを普段、唐揚げを作る工程に加えるだけで、格段に美味しい唐揚げに変身します!
唐揚げの下味の漬け込み時間は?
専門店で提供されている唐揚げの下味の漬け込み時間は、およそ1日半!
お肉を漬けダレに漬け込むことで、味がしっかりと染み込み、ジューシーな味わいになります。
これは、唐揚げ専門店の店主が試行錯誤、研究に研究を重ねた結果、最高の唐揚げにするためにやっとたどり着いた「最高の唐揚げの漬け込み時間」だそうです。
私も唐揚げを作るときは、時間があれば朝の時間帯に漬け込んで、夕食前に揚げたり、時間がない時には、調理前に30分程度漬け込むことが多いのですが、前日から漬け込むのは面倒かも・・・と思ったり^^;
そんな時には、短時間でお肉にしっかり下味がつく方法がお役立ちです!
短時間でお肉にしっかり下味を漬け込む方法は?
ご家庭で唐揚げを作るときの下味の漬け込み時間は30分くらい。
なんて人も多いのでは?
ですが、そんな30分という短時間でもお肉にしっかり下味を染み込ませることは可能です!
その方法は、お肉をしっかりと揉み込むこと。
ここでのポイントは、お肉を揉む時に必ず「繊維を壊すように」することです!
ポリ袋やジップロックなどにあらかじめ調味料を入れた状態で、強めに揉み込んでください。
延ばし棒などのキッチンアイテムを使っても便利だと思います。
強めに揉み込むことで繊維が壊れ、味が染み込みやすくなると同時に、お肉自体も柔らかくなるので、たとえ下味の漬け込み時間が30分と短くても、格段に美味しくなるのでおすすめです!
唐揚げのお肉を柔らかくする裏技は?
お肉の漬け込み方法と下味の漬け込み時間についてご紹介しましたが、ご家庭の唐揚げを格段に美味しくする方法(裏技)も必見です。
どんな食材かというと、ズバリ「りんご」です!!
よく、りんごはカレーやソテーなどの隠し味としても使われる食材でもありますが、唐揚げ専門店曰く、りんごは唐揚げの隠し味として欠かせない食材。
りんごに含まれる酵素は、お肉を柔らかくし、りんごの甘味でまろやかな味わいになるそうです。
では、下味をつける段階でどのようにりんごを使うと良いのでしょうか?
それは、細かくすりおろして漬けダレと混ぜるだけ!!
これがプロの唐揚げに近づける重要なポイントなのです。
唐揚げをサクサク食感にする上手な揚げ方とは?

唐揚げ専門店のようなサクサクでカリッと香ばしい唐揚げを作るのには「揚げ方」もポイント。
お家で作ろうとすると、ついつい揚げ過ぎて固くなってしまったり、カラッと揚がらなかったり・・・なんてことも。
ここでは、そんな美味しい唐揚げの揚げ方のポイントをご紹介します!
お肉は油に入れる前に必ず常温に戻す!
漬けダレに漬けたお肉を冷蔵庫で少し寝かせてそのまま油で揚げる・・・
これは、忙しい主婦がよくやってしましがちな工程かもしれませんが、実はNG!
唐揚げの漬けダレには醤油を多く使用しているので、冷蔵庫からいきなり高温の油の中に入れてしまうと、その温度差で醤油が焦げやすくなってしまうのです。
ですから、お肉は漬けダレに漬け込んだ後、一度常温に戻しましょう!
そうすることで、揚げた時に焦げを防げてサクサクの食感を出すことができますよ!
お肉は皮で包んで揚げる!
唐揚げをプロの味に近づけるためには、漬けダレに漬けたお肉をただ揚げるだけではなく、ちょっとしたひと手間も必要です。
それは、「お肉を皮で包んで揚げる」ということ。
唐揚げ専門店によると、お肉を皮で包んだ状態で揚げることによって、口に入れた瞬間のあのジュワッとした食感を出すことができるそうなんです!
皮で包むことによって「旨味を逃さない」というのもポイントですね。
食感によって衣を使い分ける!
唐揚げ専門店で提供されるサクサク&ジューシーな唐揚げは、衣に使う粉を変えるだけでお家でも再現することができます!
専門店では主に片栗粉だけを使い、サクサクの食感にしているんだそうです。
ですが、ご家庭でカリッとしたからあげにしたいときは、「米粉」や「コーンスターチ」を使うとお店のような香ばしい仕上がりになるそうですよ!
◎サクサクにしたい場合・・・片栗粉
◎カリカリにしたい場合・・・米粉・コーンスターチ
お肉を揚げるときは空気に触れさせる!?
唐揚げで一番重要な工程と言ったら、「揚げる」作業ですよね。
揚げ過ぎてもカチカチになってしまうし、早過ぎても火の通りが悪かったり・・・
唐揚げの揚げ上がりのベストタイミングは、表面がきつね色になり、油の表面にあがってきたころ。
・・・なのですが、ここで一番重要なポイントは、油にいれて半分くらい揚がったところで、唐揚げを油から出し入れして「空気に触れさせる」こと!
唐揚げを揚げる工程で、空気に触れさせることによって、油が抜けて空気の穴ができます。これによって、カラッとした食感に仕上がるのです。
お肉を揚げ終わったら余分な油はきる!
家で作るときは、唐揚げを揚げた後にバットやキッチンペーパーに取り上げたままにしてしまう人が多いかと思いますが、唐揚げ専門店によると、これはNG。
これだと、から揚げの表面に油が残ってしまい、ベタっとしてしまうため、せっかくカラッと揚げたのに台無しになってしまうそうなんです。
余計な油を切るには、「うちわ」などで風を当てるといった一手間が重要なポイント!
うちわなどで風を当てることで、キッチンペーパーなどでは取りきれない唐揚げの表面の余分な油が落ちてべたっとした感じが無くなります。
まとめ
唐揚げは本当にみんな大好きな定番のメニューですし、夕食やお弁当のおかずにぴったりの一品ですよね!
専門店が教えたいほどの、美味しくできるからあげの作り方は、簡単で時短にもなり、その上プロの味を出せる方法ですので、ぜひやってみてくださいね!
あなたも、いつもの唐揚げの作り方に今回ご紹介した一手間を加えて、プロの味を堪能してみてはいかがでしょうか?
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