とうもろこしは甘みがある野菜で赤ちゃんが好きそうな味ですが、皮もあって離乳食として適しているのか、どうやってあげたらいいのかちょっと悩みますよね。
今回は離乳食としてとうもろこしはいつから食べさせてよいのか、また、皮付きはどのように下処理したらよいか、保存方法などについてまとめてみました!
最後におすすめのブレンダーを使用した離乳食レシピもご紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
離乳食のとうもろこしはいつから?皮付きはNG?

離乳食のとうもろこしはいつからあげて良いの?
とうもろこしは、離乳食初期から食べさせてあげることができますがそのままあげるのはNG。
特に、離乳食初期時には薄皮は赤ちゃんの内臓で消化が難しいと言われているので、ちゃんと取り除いてあげる必要があります。
先ほど「薄皮を取り除いて・・・」と説明しましたが、実際に薄皮を一つひとつ取り除くのは大変な作業ですよね。
よって、ブレンダーを使ってすりつぶしたり、市販のコーンクリーム缶やベビーフードを使ってもOKです!その詳しい下処理方法は後程詳しくご説明しますね。
とうもろこしは糖質が主成分ですのでエネルギー源となります。
また、ビタミンB1やビタミンB2,ビタミンE,などのビタミン類、カリウムやマグネシウムなどをバランスよく含んでいる野菜と言われているそうです。
離乳食用のとうもろこしの下処理方法は?
甘いとうもろこしを選ぶためには、出来る限り鮮度よく、次の基準で選ぶのがポイントです。
- 外皮がみずみずしいもの(シナシナしているものは避けてください)
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先端のひげ根が茶色くなっているもの
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粒の大きさが均一なもの(バラバラだと味が落ちていることがあります)
これらのポイントを知っていれば、旬の時期により良い状態のとうもろこしを選ぶことができます。
「生でも食べられる!静岡県「遠州森 鈴木農園」の幻のとうもろこしと周辺情報!」
上記の方法でとうもろこしを選んだら、次は下ごしらえです。
- 大きめの鍋にお湯を沸かします。
- 外皮を1~2枚残したまま、熱湯に入れて10分ほど茹でます。
- 火を止めて、10分ほどそのまま放置します。
- 粒を取ります。
ここまできたら、次は赤ちゃんの離乳食時期に合わせた処理を続けていきます。
★離乳食 初期~中期ごろ
離乳食初期〜中期ごろのとうもろこしの進め方ですが、粒の薄皮が、消化に悪かったり食べにくかったりするので、ちゃんと取りのぞく必要があります。
細かく刻んで、すり鉢ですり潰した後にうらごし器でこして薄皮を取り除きます。
ブレンダーを使ってすりつぶしても問題ありません。
とは言うものの、とうもろこしを毎回裏ごしするのは、結構手間がかかり大変です。
離乳食は毎日作るものなので、できる限りママの負担にならないようにしたいですね。
とうもろこしをあらかじめうらごししているものが市販されているので、それを活用すると時短にもなりますし、大変楽になりますよ!
中でも、パルシステムの裏ごし野菜シリーズは、年間13万食も売れているヒット商品で離乳食中には大活躍します。
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★離乳食 後期ごろ
離乳食後期ごろになると、薄皮も消化できるようになっているので取り除かなくてもOKです。
ただし、まだとうもろこしの一粒一粒が大きいので、なるべく食べやすいサイズに刻んであげたほうが良いでしょう。
とうもろこしの保存方法は?
とうもろこしは、茹でたり、コーン一粒一粒を綺麗に取るのが難しいですよね。
ですが、その保存方法さえマスターしておくと、冷凍保存も出来て離乳食にもお役立ち!
- とうもろこしの美味しい茹で方
- とうもろこしのコーンの綺麗な取り方
- とうもろこしの保存方法
は、「とうもろこしの美味しい茹で方の基本は塩? コーンのきれいな取り方とは!」でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
離乳食のとうもろこしにはブレンダーを活用!おすすめレシピも!
離乳食としてとうもろこしはいつから食べさせてよいのか、また、皮付きはどのように下処理したらよいか、保存方法などについてご紹介しました。
ここではとうもろこしの風味を生かした離乳食レシピをご紹介します。
どれも赤ちゃんが喜ぶ美味しいレシピですので、旬のとうもろこしを使って作ってあげてみてくださいね♪
〈離乳食初期~〉とうもろこしペースト
・とうもろこし・・・中サイズ1本
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とうろもこしのヒゲや葉を剥いてきれいに洗います。
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蒸し器を準備してとうろもこしを入れ、強火にかけます。
(※蒸し器がなければお鍋に数cm水を張って耐熱皿を置いて使いましょう。) -
沸騰したら弱火にして、15分蒸します。
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包丁で実を軸から削ぎ落とします。
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ブレンダーで細かくすりつぶしたら完成です!
(なめらかさを重視する場合は裏ごし器を使うのもよいです)
〈離乳食初期~〉魚とコーンのトロトロ
・白身魚・・・10g
・コーンクリーム・・・10g
・人参・・・5g
・粉ミルク・・・大さじ2
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白身魚は骨や皮を取り除いて熱湯でゆでてほぐします。
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人参は柔らかく茹でるか蒸して皮をむき、マッシュ状にします。
(マッシュ状にする際はブレンダーがあると時短になりオススメです!) -
耐熱容器に粉ミルク、魚、コーンペースト(またはコーンクリーム)、②の人参を加えラップをかけ、50秒程度加熱すれば出来上がり♪

〈離乳食中期~〉ミルクコーンシチュー
・人参・・・小さめ2cm位
・コーン缶・・・大さじ3位
・ほうれん草・・・3束位
・牛乳・・・100ml
・塩・・・ほんの少し
・片栗粉・・・大さじ1/2〜
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人参・ほうれん草を月齢に合わせた硬さにゆでて、月齢に合った大きさのみじん切りにします。
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コーンも同様にみじん切りします。
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鍋に牛乳と具材を投入し、沸騰したら塩で味付けします。
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最後に片栗粉でお好みのトロミをつけたら完成です!

〈離乳食後期~〉☆手づかみ☆ツナコーンのおやき
離乳食の後期以降になると、とうもろこしを使った離乳食も、バリエーションが増えてきます。
たった10分程度で赤ちゃんが喜ぶおやきが作れるので、忙しいママにおすすめの時短レシピにもなりますよ♪
・コーンクリーム缶・・・大さじ3
・小麦粉・・・大さじ1
・ツナ・・・小さじ2
・マヨネーズ・・・太口で1㎝程度
材料を全て混ぜて、油を薄くひいたフライパンにスプーンで落として焼くだけです♪

まとめ
離乳食でとうもろこしをいつから使って良いのか、おいしく使うための方法やレシピをご紹介しましたがいかがでしたか?
とうもろこしは、月齢に合わせてレシピのバリエーションも広がります。
是非離乳食に甘みいっぱいのとうもろこしを取り入れてみてくださいね!
赤ちゃんの喜ぶ姿が楽しみですね♪
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