ケーキ作りの中でも、意外と難しいとされているシフォンケーキ。
私は、お菓子作りが大好きですが、シフォンケーキを焼くときは、邪魔が入らない絶対予定のない日と決めています!
というのも、シフォンケーキは失敗すると悲しいくらいにしぼんでしまうからです!
シフォンケーキ作りで多い失敗例が、縮み・焼きムラ・くびれになります。
特に多いのが縮みではないでしょうか?
ですが、作っている工程にも、縮みを防止する対策があります。
今回は、シフォンケーキを冷ます時間はどれくらいなのか、冷ますときは冷蔵庫で冷ましても大丈夫なのか、また一番気になる、シフォンケーキのしぼむ原因についてご紹介します。
ぜひ参考にして、シフォンケーキを作る際には試してみてくださいね♪
シフォンケーキを冷やす時間はどれくらい?冷蔵庫で冷やすのはあり?

さて、出来上がったシフォンケーキをどのように冷ましていますか?
冷まし方として、常温で冷ますやり方が一般的となっています。
シフォンケーキの材料は、ほぼ卵白です。
ほぼ卵白で作るシフォンケーキがどうして難しいのかというと、卵白を泡立てた「メレンゲ」は、気泡を守ってくれる周りのものが少ないことが焼き縮みの原因としてあげられます。
その為、シフォンケーキは、縮みやすいのです。
そして、冷まし方ですが一気に冷ます方がいいのでは?と思っている方も多いかと思います。
ですが、「冷蔵庫で一気に冷ましちゃえ!」なんてのはご法度です。
なぜなら、冷蔵庫で冷ましてしまうと、シフォンケーキはどんどん縮んでしまうからです。
つまり、冷蔵庫の冷気がシフォンケーキの縮みを促進してしまうということです。
生地作りがきちんとしていれば、通常通りの冷まし方で焼き縮みはしません。
筒部分の内部まで、ゆっくり冷ますことがシフォンケーキの成功のカギとなります!!
時間は、数時間から1日でも、とにかく焦らずゆっくり。
そして、重要なのがシフォンケーキの乾燥です。
せっかく、ふわっふわなシフォンケーキが完成しても、冷ましている間に乾燥してしまっては、カチカチのシフォンケーキになってしまいます。
シフォンケーキの状態を確認しながら、完全に冷めたら早めに型から外しラップで包む、ビニール袋にいれるなど乾燥対策を忘れずに行いましょう!
シフォンケーキがしぼむ原因は?しぼまないようにするコツは?

では、シフォンケーキがしぼむ原因について解説します。
しぼむ原因が分かっていれば、解決策も分かり、今まで失敗していたシフォンケーキも、ふわっふわに仕上げることができますよ♪
卵白の泡立てが足りない
シフォンケーキ作りで一番重要な卵白の泡立てですが、ここできちんと泡立っていないメレンゲを使用していると焼いている間は、大成功かのようにふんわり高さのあるシフォンケーキですが、オーブンから出した途端に縮んでしまいます。
一番かなめなのが卵白の泡立てになります。
ツンっとした角が立つまで卵白をしっかりと泡立てましょう!
卵白の泡立てに関する記事はこちらがおすすめ!
→卵白の正しい泡立て方のコツは?泡立たない理由と失敗した時の再利用方法!
卵黄生地と混ぜるときも要注意!
せっかく綺麗に泡立てた卵白も卵黄生地と混ぜ合わせた時の、合わせ方が悪いとしぼむ原因になってしまいます。
シフォンケーキは、あまり混ぜすぎると卵白の泡をつぶしてしまい、しぼむ原因にもなってしまいますが、卵黄生地と混ぜ合わせる時、混ざりが悪いからと混ぜすぎが原因で、しぼんでしまっている可能性もあります。
卵黄生地をメレンゲに合わせるときは、卵黄生地を人肌程度に温めてから合わせましょう!
そうすることで、卵白ともうまく混ざります。
シフォンケーキを作るときに油を使用します。
・・・が、この油が、卵白の天敵となります!!
しぼむ原因を作らないようにするには、卵黄を温め、油を乳化させることが重要です。
焼き時間が短かった
焼き時間が短いことも、しぼむ原因となります。
水分が残っているシフォンケーキをオーブンから出してしまうと、中に含まれている水分が冷却され重たくなり、しぼみます。
焼き過ぎもパサパサの原因となりますが、焼き時間のも十分注意しましょう!
最適な焼き加減は、最高に膨らみ表面がパックリと割れ、その割れたところがほんのりキツネ色になった頃が丁度いい焼き時間です。
ですので、焼き時間が短かった場合には、色味で焼き加減をチェックしてみましょう!
冷ます時間が少なく、きちんと冷めていなかった
せっかく上手に焼けていても、きちんと中まで冷めていないと、しぼみの原因になってしまいます。
これは、中に残った水分が蒸発しきらないためです。
ですので、シフォンケーキが焼き上がった後は、中まできちんと冷めたことを確認してから型を外すようにしましょう。
シフォンケーキを、しぼまないように作るコツは、卵白をしっかり泡立てること!
そして、しっかり中まで冷ますことです。
また、レモン汁を数滴垂らすという方法もあります。
まとめ
難しいと思われているシフォンケーキ作りも、コツさえ知れば誰にでも作ることができます。
メレンゲをしっかり泡立て、しっかり冷やすことが、シフォンケーキがしぼまず、美味しく成功するのコツです。
失敗の多いシフォンケーキ作りは、失敗を重ねて上達していきます。失敗の多いシフォンケーキ作りだからこそ成功した時は、感動しますよ!
ぜひ今回ご紹介した、シフォンケーキを冷ます時間や冷まし方のコツ、しぼむ原因としぼまないようにするコツをレクチャーして、しぼまない、ふわっふわなシフォンケーキを作ってみてくださいね^^
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