託児所とは?保育所との違いを詳しく説明
託児所は、保護者の代わりに子どもたちを預かり、保育を行ってくれる施設です。
近年、保育所に加えて、街中やマンションの中などに子どもを預かってくれる託児所が増えています。
託児所には、大きくは「認可保育所」と「認可外保育所」の2つのタイプがあります。
認可保育所は、行政によって厳しい要件を満たす必要があります。
入所するには決められた条件を満たす必要があり、特に都市部では競争率が高く、希望する保育園に入園することができないこともあります。
一方、認可外保育所は、認可保育所の不足を補うために設置されている施設です。
入所手続きや選考、一時保育などの対応がより柔軟に行われます。
ただし、園庭がない場合や保育料が高額(認可保育所の2倍から数倍)である場合もあります。
一般的に「託児所」と呼ばれるのは、主に認可外保育所のことを指します。
新築マンションの子育て施設
出産や子育てをしている世代に人気の大規模マンションの周辺では、認可保育所だけでなく、認可外保育所の定員も大幅にオーバーすることがあります。
しかし、育児中は休みがなく、数時間の一時保育ができないと困ることもあります。
そこで、マンション内にある「マンション内託児所」などの子育て施設が役立ちます。
託児所が必要な期間は数年かもしれませんが、心許ない生活をサポートしてくれます。
また、安全なセキュリティ内部にある住人専用の共用施設である「キッズルーム」や「キッズガーデン」は、幼児期から学童期まで役立つことでしょう。
ただし、施設が充実しているということは、その管理にかかる費用は、所有者の管理費から支払われることになります。そうなると管理費の額が高くなることになります。
子育て環境を考慮して住宅を購入しよう!
子育て環境は、社会全体で子どもを育てていくことが求められる時代です。
しかし、核家族で育った親たちにとっては、自分の子育てについて社会に相談したり、頼ったりすることに躊躇する気持ちがあります。
最近のマンションは気密性が高く、遮音性も向上していて、周囲の住人との付き合いを断って生活することもできます。
しかし、少しだけ意識して子育て支援の共用施設である「キッズルーム」を利用したり、管理組合のイベントに参加したりすることで、むしろ頼れる地域のコミュニティを築くこともできます。
さらに、新しく入居する場合は、同じ年齢の子どもたちが一緒に成長する特別な環境を手に入れることもできるでしょう。
まとめ
住まいは「暮らし」の拠点であり、人生そのものの基盤です。
だからこそ、子育てが行われる場所として、個々の間取りなどの細かな要素を超えた広い視点から住まいを選ぶことをおすすめします。